郭巨釜掘りのお話
郭巨山・郭巨釜掘りのお話
郭巨山は、京都祇園祭34基の山鉾の一つで、中国史話「二十四孝」の一人『郭巨釜掘り』の故事にちなんで造られているので、昭和初期まで『釜掘り山』とも呼ばれていました。


夫の悩む姿を見続けていた妻もその言葉に服したので、郭巨は児を埋めるべく地を掘り始めました。郭巨が鍬を振り降ろすと地中より黄金一釜(釜は当時の体積単位で六斗四升。五升の説もあります)が出てきました。一札あって「天賜孝子郭巨、官不得奪、人不得取※」と記され、母には孝養を尽くし、子を養えたというお話です。
※孝行な郭巨に天からこれを与える 他人は盗ってはいけない という意味
原文
漢。郭巨家貧。有子三歳。母嘗減食與之。巨謂妻曰。貧乏不能供母。子又分父母之食。盍埋此子。及掘坑三尺。得黄金一釜。上云官不得取。民不得奪。有詩為頌。詩曰 郭巨思供親。埋兒為母存。黄金天所賜。光彩照寒門。